Mac環境でStableDiffusionWebUIの起動を楽にするTIPS
2023年4月19日
2023年9月2日
はじめに
そもそもMacでStableDiffusionを使っている人は少ないと思いますが(画像生成が重いし)、ワンクリックで起動プロセスを実行するためのちょっとした技を記述しておきます。
MacでStableDiffusionWebUIを起動する通常の方法
- ターミナルを起動
- StableDiffusionをインストールしたフォルダへ移動
- ./webui.sh コマンドを実行
という経路をたどる必要があります。
※webui.sh を webui.command にリネームすればダブルクリックで実行できるようになりますが、パスの関係で起動途中でエラーが出ます。
MacでStableDiffusionWebUIをワンクリックで起動する方法
Macに標準搭載されている「ショートカット」アプリを利用してコマンドを登録します。
- ショートカットアプリを起動
- 新規ショートカットを作成
- アクション「AppleScriptを実行」を登録
- 下記のスクリプトを記述
- 保存したショートカットをDockに追加 (次回からDockからワンクリックで起動)
on run
tell application "Terminal"
activate
do script "cd ~/StableDiffusionWebUI; ./webui.sh"
end tell
end run
※「cd ~/StableDiffusionWebUI」の部分は、ご自身の環境によってパスを書き換えてください。
具体的に何をやっているかというと、ターミナルを起動して、フォルダ移動、webui.sh実行しているだけです。
さいごに
いかがだったでしょうか。
最初に登録しておけば、次から楽になる方法をご紹介しました。
ターミナルを起動して何かしたい場合に応用が効く方法ですので、他にも何か役に立つ場面があれば幸いです。