動画視聴目的で格安Androidタブレットを選ぶときの画質の注意点
はじめに
この記事では、動画サービス(プレイムビデオやNetflix)を見るために格安(中華) Androidタブレットを探している方向けに画質の注意点をまとめました。
後から後悔しないための助けになれば幸いです。
画面の解像度
10インチの場合はフルHD画質以上、8インチの場合はHD画質以上がオススメできる解像度です。
特に安いものだと10インチでHDの場合があります。
SD | 画素数(720×480)480p |
HD | 画素数(1280×720)720p |
フルHD | 画素数(1920×1080)1080p |
4K | 画素数(3840×2160)2160p |
HD画質以上の動画を再生できない端末がある
画面の解像度がHD以上なのに、SD画質の動画しか再生できない端末があります。
Netflixやプライムビデオなどの動画サイトでは、Widevineというデジタル著作権管理(DRM)の規格に対応している必要があります。
セキュリティーレベル | 概要 |
Widevine L1 | Widevine で保護されたコンテンツを可能な限り最高の解像度で再生できます。 |
Widevine L2 | Widevine で保護されたコンテンツは最大ハーフHD画質(540p)しか再生できません。 |
Widevine L3 | Widevine で保護されたコンテンツはSD画質(480p)しか再生できません。 |
安いAndroid端末の場合、Widevine L3の可能性が高いです。
HD画質の動画を再生するには、Widevine L1対応していることが必須です。
ちなみに、AmazonのFireHDタブレットは、全てWidevine L1に対応しています。
Widevine L1 対応の調べ方
すでに所持している端末の場合は対応状況を調べるアプリが存在しますが、購入検討中の端末の場合はどうすればいいでしょうか。
端末のチップセット名から対応を調べることが出来ます。チップセット名は端末のスペックに記載されています。
NetflixのウェブサイトにHD画質の再生に対応したチップセット一覧が掲載されています。
こちら(https://help.netflix.com/en/node/23939)のページ(英語のページです)にある「Netflix in HD > Compatible chipsets」の項目をご確認ください。
一覧に名前があるものは、Widevine L1対応です。
さいごに
格安Androidタブレットは買ったあとに動画サイトを見て画質が悪いと後悔しがちです。
Widevine L1対応を確認して後悔しないようにしましょう。
価格最優先の場合は、SD画質しか再生できない動画サイトがあることを分かった上で購入しましょう。
それでは良いタブレットライフを!